外壁塗装でよく見られるトラブル事例

外壁塗装でよく見られるトラブル事例

自宅のリフォームとして外壁塗装を検討しているけれど、納得のいく仕上がりにするためにも以前に起こりうるトラブルを把握しておきたいという方は多いです。
外壁塗装でよく見られるトラブル事例として挙げられるのが、「完成後の外壁の色味がイメージと異なった」という問題です。
外壁塗装は劣化した外壁を機能性塗料で塗り直しを行うことで、耐久性や防水性を高めることや、色褪せていた外壁を美しく蘇らせることができるメリットを持っています。
しかし塗料の色選びのときに適当に選択してしまうと、塗り替えが完了し実際に仕上がりを見たときにイメージしていた仕上がりと違ってショックを受けてしまうという方が非常に多いです。
これは業者が色選びの参考として用意している色見本帳だけを見て、塗料の色を決めてしまっていることが原因です。
色見本だけでは実際に外壁に塗ったイメージを正しくつかめないために、このような問題が発生してしまいます。
そのため仕上がりのイメージをつかむ対策としては、色見本だけではなく実際に施工された家の写真なども一緒に見せてもらうようにしましょう。
そうすることで自宅に当てはめて、周囲と馴染む色合いか判断しやすくなります。

外壁塗装で失敗しない色見本の活用方法とカラー選びのコツ

外壁塗装はカラー選びを慎重にすることが重要です。
多くの場合、業者から色見本のパネルを見せられることが多いです。
たくさんあるカラーから気に入った色を選べば良いのですが、その際に気を付けなければいけないことがあります。
色見本は小さいので、その色を壁全体に塗ったときにどうしても見本よりも濃く見えてしまうのです。
そのために、中には「思っていた感じと違う」と不満を抱いてしまう人も見られます。
この失敗を防ぐためには、色のパネルを選ぶときにワントーン落とすようにすると良いでしょう。
外壁の面積は広いので、心持ち薄目の見本を選ぶくらいでちょうど良い出来になります。
そのほかにも、業者に相談してカラーシミュレーションをしてもらうのもひとつです。
シミュレーションすることで、実際に外壁塗装を塗ったときの完成状態がイメージしやすくなります。
色の濃さも分かりますし、屋根や周囲の環境とのコントラストも確認できます。
焦らずゆっくりと塗料のカラーを決めましょう。